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スピーカーユニットの種類は?
スピーカークラフトは
オーディオの楽しみを倍増!!
振動板(ダイヤフラム)の形状等によって幾つかのタイプに分類されます。それぞれ異なるタイプのユニットは 
「この構造が一番良い」 と云うより、それぞれの目的に合う 特長を生かして開発して参りました。代表的な
物をタイプ別に学習して見ましょう。
磁気回路の色々
コーンタイプスピーカー
 振動板の形状が円錐形で、最も多いタイプです。振動板はコーン紙と言われる様に、主に紙パルプを中心に
 発展して参りましたが、現在は様々な素材の物、PPコーン[ポリプロピレン]や カーボンファイバー材等が有りま
 す。コーンタイプは幅広く、フルレンジから 低音用ウーハー 中音用スコーカー 高音用ツィーター迄、幅広く
 採用されて降ります。

ドーム型スピーカー
 ドーム状の振動板を持ったスピーカーで、このドームから直接音を出す方式です。特長としては指向性が非常に
 良い事です。主に中音用や高音用に使用されております。又、ツィーター等では、ホーン型に比べて比較的低い
 周波数から使える物が多く、2Way等組む時に手軽に組み合わせる事が可能です。振動板にシルクや綿、ポリエ
 ステルフイルム等、柔らかい素材を使用するソフトドームと、アルミやチタン等、硬質な素材を使用するハードドー
 ムと素材によって分けられております。
*スピーカーを構成するもう一つの重要な部品に磁気回路があります。この磁気回路も特殊な物を除いて
大まかに2つのタイプに分類されます。
外磁型磁気回路
 ほとんどのスピーカーはダイナミック型と呼ばれるフレミングの左手の法則の原理を応用した方式でその
 磁気回路を構成しています。現在、最も多く使われている構造が、主にフェライトマグネットを利用した
 外磁型と呼ばれる磁気回路構成です。外部に対して磁気漏れが発生する為、モニター、ディスプレー等に
 近づけると色ズレ等を発生させます。現在は、AV対応として外部に漏れる磁気をキャンセルする
 対策を施されたタイプもあります。
胸を躍らせながら組み上げるスピーカー製作!! フルレンジ? 2Way 3Wayにしようか、カタログを眺めながら夢を膨らませ、想像力豊かに今度はどの様なスピーカーを作ろうか、どんな音が出るか大変楽しみ一杯です、一寸おさらい気分で簡単にスピーカーの意味を学習して見ませんか?
ホーン型スピーカー
 振動板の前面にホーン(ラッパ)を取り付けて音を出す方式です。主に中音用や高音用に用いられております。 
 特長として、ホーンロードがかかる為、能率が高く、トランジェント特性が良いとされて降ります。
               [*上記の分類は音の放射方式から見る代表的な種類です。]
内磁型磁気回路
 壺ヨーク等と呼ばれる、壺状のヨークの内部に永久磁石を入れた構造です。
 
アルニコ・マグネット
を磁石として使われています。このマグネットはフェライト
 マグネットと比較して同体積で強い磁場を得る事が出来ます。
  また、磁気の流れが外側に漏れない構造となり、このままでAV機器との
 使用も可能です。多方面に長所を持つアルニコ・マグネットですが、
  レアメタルであるコバルトなどを含む合金の為、非常に高価な点が唯一の
 欠点かもしれません。
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